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​武井 視良​(みよし)さん

​​ブラインドテニスと武井さんの夢について、動画を作りました。​約47分)  https://www.youtube.com/watch?v=3ApaP0eFh60

ブラインドテニスのリーフレットをダウンロードできます。

2014年2月、アメリカ州マッカレンとメキシコのレイノサにて「第1回ブラインドテニス国際会議」が開催されました。
2月13日、国際ブラインドテニス協会が設立され、ブラインドテニスの新しいルールが決まりました。

2015年9月には、イタリアのサチュレで第2回の国際会議がありました。そして、2017年5月には、スペインのアリカンテで第1回ブラインドテニス国際トーナメントが開かれました。
たくさんの人々に自分の作ったテニスを楽しんでもらいたいと願っていた武井視良さん(1968~2011)の夢の実現に向け、世界が動き始めています。★国際ブラインドテニス協会(IBTA)のサイトはこちらです。

 


武井実良さんからジュニアたちへのメッセージ

「視覚ハンディキャップテニスの楽しさをジュニアの皆様へ」

「チャラッ!チャラッ!チャラッ!パッコーン!」これって、何だかわかる?全盲の人がスポンジボールが3回バウンドした音を捕らえてラケットで打った情景だぜ!好きかってに打つんじゃあないぜ!80センチメートルの高さに張ったネットの上をボールを通し、相手のコート内に打ち込むんだ。捏造じゃあないぜ。本当の話だぜ。
武井って言うテニス大好き少年が、1984年から「目でボールが見えないんなら、耳でボールの音を聞き取れば、ラケットでボールを打てるんじゃあねえの!」なんて、盲学校の高校3年間は勉強に行くんじゃなくて、テニスの研究に行ってた。テニスに熱いやつがいたんだ。プラスチックボールに鉛球を入れるとどうだ?音の出るテニスボールの完成だ!しかし、ボールが弾まない、目に当たると危険等の問題点があった。
 武井は、1988年にショートテニスのスポンジボールに出会った。しかし、その中に装着する音源に頭を痛めた。
的中した。サウンドテーブルテニスのボールをスポンジボールの中に装着してみたんだ。ばっちりだった!音質は最高に良かった!
このボールを使っての第1回視覚ハンディキャップテニス大会が1990年に開催された。
 数年間は弱視プレーヤーが半分以上だったが、徐々に全盲プレーヤーが増えて来て、今では半分以上が全盲プレーヤーになっちまったよ。全盲と全盲がテニスをやるんだぜ。「目が見えなくてもテニスをやりたーい!」って思ってた人が全国にいたんだねえ?
どうだい?君たち。テニスをやってみないかい?楽しいぜ!ボールが見える人はボールを見てラケットで打てば良いし、ボールが見えないのならボールの音を聞いてラケットで打てばいいわけだ。お互いにコミュニケーションの取りやすいスポーツだと、武井は確信しているよ。
さあ!ラケットを握れ!素振りをやろう!足腰を鍛えろ!明日の視覚ハンディキャップテニスをリードするのは君たちだ!
「チャラッ!チャラッ!チャラッ!パッコーン!」

                                                           テニスのタケ様  武井 実良

(2007年9月30日に東京都障害者スポーツセンターで行われた
「第3回視覚ハンディキャップテニスジュニア講習会」のパンフレットより。)

​★ 武井さんの本名は視良の漢字で「みよし」ですが、本人は実良の漢字を使用していました。


武井さんの授業のビデオをユーチューブにアップしました。英語の字幕付です。 ここをクリック

ブラインドテニスの研究 (テニス学会) ここをクリック

ジュニアたちへのメッセージ(PDF) ここをクリック

武井さんの授業(PDF) ここをクリック

ブラインドテニス指導マニュアル ここをクリック

ニューヨークタイムズ記事の日本語訳 ここをクリック

ブラインドテニスの誕生  武井さんのお父様より

​             盲学校高等部時代の体育教師より

​武井さんの夢 (第1回国際会議において)

ブラインドテニステクニカルマニュアル(国際ルール)

​テクニカルマニュアルの英語版はIBTAウェブサイトからダウンロードできます。

ギリスでブラインドテニスの本 'Ikimasu Hai' ​が出版されました。

第1回ジュニア講習会(2005 川越)    第2回ジュニア講習会(2006  国立)​  第3回ジュニア講習会(2007 東京北区)

イギリス普及(2007)    韓国普及(2007)    台湾普及(2008) 中国(天津)普及(2009)​ 中国(上海)普及(2010)

​初のイギリスとの国際会議 議事録 2010年 東京にて

​武井さん追悼記事(点字ジャーナル)(2011)


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